こちらの問
kjさん
(No.1)
建築基準法（以下この問において「法」という。）に関する次の記述のうち、正しいか否かを答えよ。ただし、他の地域地区等の指定及び特定行政庁の許可については考慮しないものとする。
容積率の制限は、都市計画において定められた数値によるが、建築物の前面道路（前面道路が二以上あるときは、その幅員の最大のもの。）の幅員が12m未満である場合には、当該前面道路の幅員のメートルの数値に法第52条第2項各号に定められた数値を乗じたもの以下でなければならない。
平成23年試験 問19 肢3
62問目／選択問題数784問
正解 〇
[正しい]。容積率は、原則として都市計画において定められた数値（指定容積率）によります。ただし、前面道路の幅員が12m未満である建築物の容積率は、指定容積率以下であるとともに、その前面道路の幅員のメートルに法定乗数を掛けた値以下でなければならないという制限があります（建築基準法52条2項）。
例えば、指定容積率が300％、前面道路の幅員が6m、法定乗数が10分の4である場合、容積率は300％と「6m×0.4＝240％」を比べて小さい240％以下にしなければなりません。なお、法定乗数は住居系用途地域が原則として10分の4、それ以外は10分の6です。
ただし、前面道路の幅員が12m未満である建築物の容積率は、指定容積率以下であるとともに、その前面道路の幅員のメートルに法定乗数を掛けた値以下でなければならないとあるので、容積率以下と問題に書いてないので×ではないのはなんででしょうか？
2022.09.05 10:33
USJさん
(No.2)
前面道路の幅員が12m未満の場合は、"少なくとも"計算で算定した数値以下にはしなければならないので ○ となります。
…と自身は無理やり納得をしています。
原則：都市計画で定めた数値以下
例外：前面道路の幅員が12m未満の場合は、算定数値も考慮
を理解されているので、あまり気にしなくてOKだと思います。
個人的にも非常に聞き方の悪い選択肢だと判断しているので、
今後はこのような言い回しの出題はしないで欲しいなと願っています（笑）
2022.09.05 11:04
ニャン太郎。さん
(No.3)
指定容積率 前面道路による制限（A) 容積率MAX（B)
300％ 7mx4/10=280% 280%
200% 7mx4/10=280% 200%
両ケースとも （A)≧（B) なので 「（A)以下でなければならない」は○と言われればそれまでですが、もう少しマシな言い回しはできないのでしょうかね？ 「以下でなければならない」→「以下である必要もある」とか（これでも変か？）
これに限らず、他でも疑義を起こすような言い回しが少なからずありますね。
さすがに偉い方々が複数で問題チェックしてるのでしょうが、誰も指摘しないのでしょうかね？
年1回のチャンスしかないのにこのクオリティでは困ります。
2022.09.05 21:36
ヤスさん
(No.4)
ただ私はそういう場合って、「法律的な読み方ができてないんだな」と気持ちを切り替えてました。
今回の問題文で言うと「…数値によるが」の「が」の部分です。ここを英語で言うとandとしてとらえるのか、orとしてとらえるのかで意味が変わってきます。
日常だと私たちは「…が、」と来ると、「ああ、話題が変わるんだな」と思います。しかし、法律的な見方をする人は話題を変えるときは「または」を使うのではないでしょうか。
試験委員の先生方は、すべて法律の条文を毎日のように読んでいて、法律的な読み方が瞬時にできてしまう人たちです。
この文章も一目見て、「ああ、andだね」とか「ああ、ここはAかつBの意味だね」とわかるんだと思います。
今回の問題で言うと、「指定容積率による。(そして)幅員が12m未満である場合には、当該前面道路の幅員のメートルの数値に法第52条第2項各号に定められた数値を乗じたもの以下でなければならない。」と言う意味でとれるでしょと試されているんだろうなと思います。
つまり、「指定容積率以下でもあり、当該前面道路の幅員のメートルの数値に法第52条第2項各号に定められた数値を乗じたもの以下でなければならない。」と両方の縛りをクリアしたものでないといけないと読めるでしょ？と言われてる感じですね。
2022.09.05 23:55
kjさん
(No.5)
ありがとうございます。
2022.09.07 15:16
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