分担金と弁済業務保証金について

今度こそ!さん
(No.1)
弁済業務保証金の供託(64条の7)  保証協会は、宅建業者から分担金の納付を受けた時は、その日から1週間以内に、納付相当額の弁済業務保証金を供託しなければならない。
例えば分担金60万円の納付を受けたら、保証金として供託所へ1,000万円供託するのでしょうか?  保証協会は60万円しか納付されていないのに、1,000万円は何処から調達するのでしょうか?
実務が判っている方が居ましたら、教えてください。
2022.09.04 07:26
まるさん
(No.2)
> 例えば分担金60万円の納付を受けたら、保証金として供託所へ1,000万円供託するのでしょうか?
保証協会が供託する金額は60万円です。

> 保証協会は60万円しか納付されていないのに、1,000万円は何処から調達するのでしょうか?
保証協会の社員は万単位ですので、個々の納付額は「60万円+30万件×支店数」という少額ですが、チリツモにより供託所には数百億円が供託されています。
取引により損害を受けた関係者は、この数百億円から「1000万円+500万円×支店数」を上限として還付を受けることができます。

その後の流れはテキスト等に書かれている通り、
供託所が「還付したから不足分を追加で供託してね」と保証協会へ通知→2週間以内に保証協会が供託
保証協会が「還付充当金を納付してね」と社員に通知→2週間以内に還付充当金を納付。納付しなければ社員たる地位を失う。
という流れになります。
2022.09.04 09:01
ヤスさん
(No.3)
まるさんの説明で充分過ぎるほどわかると思いますが、保証協会がどれほどの金額を供託しているか、またどれほど還付が起こっているのかイメージのために、数値の補足をさせていただきます。

保証協会は2つあります。ハトマークの「全国宅地建物取引業保証協会」とウサギマークの「不動産保証協会」です。

【ハト】
会員数・・・主たる事務所約9万  従たる事務所約1万
ここから考えられる供託されている額は570億ほどあります。
また、本年度の事業計画を見ると、還付のための認証を予定している金額は4億円です。

【ウサギ】
会員数・・・正会員(主たる事務所)で3万3千社ほど。準会員(従たる事務所)は、ちょっとわかりませんでしたが、決算書を見ると、供託されている額は234億ほどです。
また、本年度の事業計画を見ると、認証予定額は1.2億円です。


以上からわかるように、業者同士の助け合いが保証協会の仕組みです。
また、実際全ての業者が取り扱った案件が還付案件になるわけではないので、業者からかき集めた分担金で弁済業務は充分まかなえる事になります。
2022.09.04 09:44
管理人
(No.4)
>今度こそ!さん 
当掲示板では自身が立てたスレッドに何らかの投稿があった場合、必ず返信するようお願いしております。これはスレッドを立てる画面に強調して記載しております。

貴殿が8月に立てた以下の2つのスレッドが放置されたままとなっておりますので、相応の返信をしてから新しいスレッドを作るようお願い申し上げます。一度立てたスレッドを削除したのはその理由です。

https://takken-siken.com/bbs/1779.html
https://takken-siken.com/bbs/1780.html
2022.09.04 12:14
今度こそ!さん
(No.5)
ご回答ありがとうございました。分担金を集めて、保証するシステムは理解していましたが、実際の金額等は実務経験がないので、知りませんでした。多くの業者さんから分担金を集めて、問題があった時は、蓄積された保証金から、60万円分を1,000万円保証するわけですネ。良く判りました。

☆管理人様
何かと不慣れで申し訳ありませんでした。
2022.09.05 10:24

返信投稿用フォーム

スパム防止のために作成日から2カ月以上経過したスレッドへの書き込みは禁止されています。

その他のスレッド