不動産登記法 (全19問中7問目)

No.7

不動産の登記に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
出典:平成24年試験 問14
  1. 登記の申請をする者の委任による代理人の権限は、本人の死亡によっては、消滅しない。
  2. 承役地についてする地役権の設定の登記は、要役地に所有権の登記がない場合においても、することができる。
  3. 区分建物である建物を新築した場合において、その所有者について相続その他の一般承継があったときは、相続人その他の一般承継人も、被承継人を表題部所有者とする当該建物についての表題登記を申請することができる。
  4. 不動産の収用による所有権の移転の登記は、起業者が単独で申請することができる。

正解 2

解説

  1. 正しい。登記の申請をする者の委任による代理人の権限は、本人の死亡によっては、消滅しません(不動産登記法17条)。
    登記の申請をする者の委任による代理人の権限は、次に掲げる事由によっては、消滅しない。
    一 本人の死亡
  2. [誤り]。要役地に所有権の登記がない場合は、承役地に地役権の設定の登記をすることはできません(不動産登記法80条3項)。
    要役地に所有権の登記がないときは、承役地に地役権の設定の登記をすることができない。
  3. 正しい。区分建物である建物を新築した場合において、その所有者について相続その他の一般承継があったときは、相続人その他の一般承継人も、被承継人を表題部所有者とする当該建物についての表題登記を申請することができます(不動産登記法47条2項)。
    区分建物である建物を新築した場合において、その所有者について相続その他の一般承継があったときは、相続人その他の一般承継人も、被承継人を表題部所有者とする当該建物についての表題登記を申請することができる。
  4. 正しい。所有権の移転登記は、登記権利者及び登記義務者が共同してするのが原則ですが、不動産の収用による所有権の移転の登記は、起業者が単独で申請することができます(不動産登記法118条1項)。
    不動産の収用による所有権の移転の登記は、第六十条の規定にかかわらず、起業者が単独で申請することができる。
したがって誤っている記述は[2]です。