35条と37条の覚え方

すーさん
(No.1)
今さらの質問で申し訳ありません。

35条と37条ですが、
あるときはその内容、その旨、有無、その説明、概要と
いろいろありますが、混乱してきました。

その内容や概要は、結局、説明する?

とにかく、数が多くて覚えらず、問題はなんとなくで解答していますが、何か良い考え方、覚え方はないものでしょうか?
2025.10.03 10:00
黄金の日々さん
(No.2)
まずテキストでも必ず記載されています大前提としては以下のとおりにまとめられます。
これは絶対、忘れてはいけないので曖昧であればしっかり頭に叩き込んでください。

①35条書面(重要事項説明書)②37条書面(契約書面)

交付時期 ①契約成立前 
      ②契約締結後に遅滞なく
書面化 ①必要     
      ②必要
交付先 ①買主・借主   
      ②売主・買主、貸主・借主
説明義務  ①宅建士による説明が必要

※ ただし、相手方が宅建業者なら説明なしで交付するだけで良い
      ②説明不要※ 交付は宅建士以外が行っても良い 
記名義務 ①宅建士 
      ②宅建士
宅建士証提示義務  ①必ず提示 

②請求があれば提示


以下、個々の細かな記載事項論点は省略した、ざっくりとしたコメントになります。
これが100%効果てきめんなコメントではない点はどうかご容赦ください。

・初学者が混乱しやすいポイントについて
初学者の方にとっては、35条書面や37条書面における「記載事項の表」などを見たとき、情報が多すぎて訳が分からなくなるのはごく自然なことです。
実際、私自身も初学者の頃は同じように悩みました。
ただ、機械的に暗記しなさいと言われても、正直なところ厳しいと感じるのではないでしょうか。

・覚え方のコツとして、「自分が当事者だと想像する」
そこで、覚えるときはぜひ自分自身が不動産取引の当事者(家を買う・アパートを借りる人)になったつもりで想像してみてください。
35条書面は、契約する前に交付される書面です。 つまり「契約するかどうかを判断するための大事な情報」が載っているのです。
たとえば、もしその内容を知らされていなかったら、そんな条件なら契約しなかったのにと思うような重要な情報ですね。

37条書面は、契約が成立した後に交付される書面です。
 つまり、実際に当事者間でこういう条件で契約しましたという合意の証拠・控えとなるものです。

・両書面の記載事項のイメージで覚える方法
以下のように大まかにイメージすると、記載内容の違いがわかりやすくなります。
①「すべての契約者で共通する重要な事項」を記載するのが 35条書面
②「契約者ごとに異なる、個別の合意事項」を記載するのが 37条書面

まずは、35条と37条の性質の違いをしっかり理解しましょう。
実際の試験では、35条書面と37条書面の複合問題が出る可能性もあります。

それをベースにすれば、「宅地・建物」「売買・交換・賃貸借」などにおける様々なパターンの記載事項の違いも、論理的に整理できるようになります。
無理に丸暗記しようとするのではなく、実際の取引の流れや感情に結び付けてイメージで覚えることが、合格への近道です。
2025.10.03 14:12
黄金の日々さん
(No.3)
↑上半分のまとめが、文字のズレで読みづらくなりすみません。
2025.10.03 14:14
すーさん
(No.4)
黄金の日々さま

こんなギリギリに、こんな質問で忙しい皆様に申し訳ないと思っていました。
自分で模試をやってみて、いろいろな所が曖昧だったり
勘違いが多かったりして、ぜんぜん点数が伸びません。
むしろ、やればやる程、間違いが増えていきます。。

でも、最後まで諦めたくないので、試験日まで頑張ろうと思います。
ご説明いただいた内容を今からよーく読み、頭に叩き込きます!

こんな質問にも、ご回答くださり感謝です。
2025.10.03 16:36
さすらい人さん
(No.5)
初学者です。私も最初の頃は全く意味がわからず、35条書面と37条書面の判断がつきませんでした。
・そこで35条書面の雛形を探してきて、書面とにらめっこしました。そこでは記載すべきことが書かれているので、具体的にイメージできます。URLは記載できませんが、国交省の重要事項説明書を検索するとPDFが出てきます。テキストや教科書の表と合わせて眺めると、表だけで覚える数倍頭に入ります。
・35条書面は「商品説明」です。誰にでも通用する取説なので、個人個人にカスタマイズされた内容はありません。取説は一般的なことしか書いていなですよね。だから売買代金や支払いの時期は未記載なんです。
・37条書面はその人(売り買いしようとする人、貸し借りしようとする人)だけに通用する契約書だから、カスタマイズされています。なので引き渡しの時期や支払い金額、支払い時期が書いてあります。
これを意識してから頭に入ってくることが格段と変わりました。この時期からなかなかしんどいですが、諦めずに頑張りましょう!
2025.10.03 18:01
すーさん
(No.6)
さすらい人さん

ありがとうございます。
私も独自に表を作って見ながらやっています。

ですが、イジワルな問題にあたり
・契約不適合は35条で有無だけで説明不要→37条で
・37条の支払い方法は定めていなければ、その旨でOK
 でも引き渡し時期は定めなければいけない
・35条のインスペクションは実施の有無、結果の概要を説明

どれは、なければ無いと書くだけなのか?書かなくてもいいのか?
など、混乱していました。。
4択なら良いのですが、いくつあるか?の問いには勝てません。

結局は、その旨、その内容、結果の概要は、あれば全て説明が必要と理解しておきます。
逆に無いところを押さえた方が良いのかもしれません。
イメージなど、もう少し理解を深めてみます。

あともう少し。なかなか、しんどいですね。
2025.10.03 18:51

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