賃貸借  地上権  登記

金髪娘さん
(No.1)
借地権の対抗要件の説明の中で
「賃貸借の場合は、地上権と異なって、地主には賃借人の登記に協力する法律上の義務がない」
とあったのですが、地上権だと登記に協力する義務が発生するのでしょうか?
地上権と異なるとはなんのことをいってるのでしょうか?
2021.09.10 16:32
宅建くんさん
(No.2)
こんにちは!

>「賃貸借の場合は、地上権と異なって、地主には賃借人の登記に協力する法律上の義務がない」
とあったのですが、地上権だと登記に協力する義務が発生するのでしょうか?

そもそも登記は、登記権利者と登記義務者が共同してしなければなりません。
単独で勝手に登記できてしまうとしたら、自分の土地が誰かに勝手に登記されてしまう。。みたいなこともありますので、売買であれば売る側と買う側、共同して登記しましょう。ということです。

ただし、賃貸借契約の場合は貸主には登記に協力する義務がありません。
たとえばアパート大家が部屋を貸すたびに毎回登記に付き添っていたら、キリがないからです。
ですので、賃貸借契約の借主は登記をしなくても引き渡しで対抗できるようになっています。

>地上権と異なるとはなんのことをいってるのでしょうか?

地上権と賃借権の違いですが、宅建にはそんなに詳しくは出ないと思うのですが、
地上権の方が賃借権よりも強い権利で、自由にいろいろできる権利というイメージを持つと良いと思います。

「地上権」
他人の所有している土地を使う権利。土地の所有者の許諾がなくても、原則的には貸したり、建物の売却や担保の設定が可能

「賃借権」
他人の所有している土地を使う権利だが、土地の所有者の許諾を得ないと、原則的には建て替え、建物の売却はできない
2021.09.11 06:58
金髪娘さん
(No.3)
ありがとうございました。
2021.09.11 14:05

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