報酬額の制限についての問題の解説をお願いしたいです。

令和7年度 賃貸不動産経営管理士
NK@宅建絶対合格!さん
(No.1)
平成24年 問35 肢ウ
A社:売主Bから依頼を受けた宅建業者(課税事業者)
C社:買主Dから依頼を受けた宅建業者(課税事業者)
売買価格:320万円(うち土地代金100万円)
取引形態:A社がB側で代理、C社がD側で媒介

問題
「A社がBから100,000円の報酬を受領した場合、C社がDから受領できる報酬の上限額は208,000円である。」

回答
C社の報酬限度額は154,000円です。よってそれを超える208,000円を受領することはできません。と解説があるのですがこの154,000はどこから出てきたのでしょうか?解説読んでも分からずどなたかご教授いただけますと幸いでございます。

私の考えは以下の通りです。どこか間違っている箇所あれば教えていただけますと幸いでございます。

取引価格は320万円で200万以上400万以下の売買価格なので取引価格×4%+2万円で計算しました。
土地の計算: 100万×4%+2万×1.1=66,000
建物計算: 200万×4%+2万×1.1=110,000
合計:176,000円(代理は2倍まで可能なので176,000×2=352,000をA社C社合計上限額の報酬と設定できる)
 A社がすでに100,000円受けたなら残りの252,000円をCが上限額として受け取れると考えたのですが、、、どこから154,000という数値は出てくるのでしょうか?1人で考えていても分からずどなた様か教えていただけますと幸いでございます!
2025.07.07 22:02
宅建受かりたいさん
(No.2)
土地と建物の両方に+2万を足しているから変になっています。
土地の計算: 100万×4%=40,000
建物計算: 200万×4%=80,000
40,000+80,000=(120,000+2万)×1.1=154,000
となります。
※土地と建物を分けてもいいですが建物を税抜きにする所さえ気をつけていれば、300万×4%=120,000としてしまったほうが楽かもしれません。

媒介報酬の最大は売り手と買い手でそれぞれ”媒介として受け取れる合計”が1取引で受け取れる最大となります。
これはたとえ代理だったとしてもこの考えです

今回の問題であれば
業者A(代理)の最大=140,000の2倍×消費税=308,000
業者C(媒介)の最大=140,000×消費税=154,000
ですが1取引としての最大は、154,000+154,000=308,000です。
業者Aが極端に低い報酬を受け取っていたとして1取引の報酬には余裕があったとしても、各業者(今回の問題であればC)が受け取れる最大も決まっているので結局そこで頭打ちになるという感じです。
2025.07.07 22:35
NK@宅建絶対合格!さん
(No.3)
宅建受かりたい様
早速の丁寧な解説ありがとうございました!
土地と建物それぞれに+2万円をしていたのが問題だったのですね、、、
土地と建物を分けて計算するのはそもそも税抜き時の価格を出すためですもんね…完全に抜けておりました😭公式見ながら必死に計算していたので、全然気づきませんでした😭

また、今回のように報酬に余裕があったら、もう1つの業者に多く報酬が行くと理解しておりました( ;  ; )インプットが甘かったなとここで気づくこともできました。

本当にありがとうございました!
2025.07.07 22:56

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