平成23年試験  問7

じょさん
(No.1)
賃貸人は賃借料と転借料のいずれか安い方を転借人に請求できると理解していますが、【Bに対する賃料の限度で】という文言にはいずれか安い方という意味を含んでいるのでしょうか。

日本語の読み取りに不安があるのでご教示いただけたら幸いです。

Aは、Bに対し建物を賃貸し、Bは、その建物をAの承諾を得てCに対し適法に転貸している。この場合における次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、誤っているものはどれか。

正解  4

選択肢1.
BがAに対して賃料を支払わない場合、Aは、Bに対する賃料の限度で、Cに対し、Bに対する賃料を自分に直接支払うよう請求することができる。
(解説)
正しい。賃借人が適法に賃借物を転貸した場合、転借人は、賃借人の賃貸人に対する債務を限度に、賃貸人に対して転貸借債務を直接履行する義務を負うこととなります(民法613条1項)。
よって、Aは、Bに対する賃料の限度で、Cに対し、Bに対する賃料を自分に直接支払うよう請求することができます。

2021.09.13 07:17
管理人
(No.2)
下記スレッドが参考になると思います。

https://takken-siken.com/bbs/0977.html
https://takken-siken.com/bbs/0545.html
2021.09.13 10:10
じょさん
(No.3)
管理人様

最近同じような質問があったのですね。
失礼しました。

Bに対する賃料の限度で、Cに対し、Bに対する賃料を自分に直接支払うよう請求することができる。
=限度額を満額払えとは言ってないということですね。

ありがとうございました!
2021.09.13 22:20

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