教えてください
さいばいまんさん
(No.1)
H23年 問7
Aは、Bに対し建物を賃貸し、Bは、その建物をAの承諾を得てCに対し適法に転貸している。この場合における次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、誤っているものはどれか。
1.BがAに対して賃料を支払わない場合、Aは、Bに対する賃料の限度で、Cに対し、Bに対する賃料を自分に直接支払うよう請求することができる。
この選択肢は×なので選んではダメなのですが、「AがCに対して請求できるのはBとCの賃料の低い方」と記憶しているのですが、この場合はなぜ賃料の低い方ではないのでしょうか
ご回答よろしくお願いします。
2021.05.11 19:39
miraさん
(No.2)
「AがCに対して請求できるのはBとCの賃料の低い方」
と記憶されているとの事ですが、
大概は、Bの賃料とCの賃料は、
Cの賃料の方が高いですよね(o^^o)
なぜなら、転貸だからです。
Bは、自分が損をするような転貸をCに対して
しないと思います。
例えば、
Bは、Aに11万の賃料を払って
Bは、Cに8万で転貸するなんて事は
通常有り得ないと思います!
それだとBが3万も損をしながら
Cに転貸している事になりますし(o^^o)
Bがサブリース会社だと考えると
分かりやすいと思います。
サブリースを商いにしていて、
転貸による賃料の差額を利益とする訳なので、
そこに儲けは必須となります。
なので、BとCの賃料額は、
Bの方が低いという事になります。
それに、契約ですから
貸主Aも借主Bとの賃貸借契約の賃料額以上の
賃料をCに請求、受領する訳にもいかないので
↓↓↓
【Aは、Bに対する賃料の限度で、Cに対し、Bに対する賃料を自分に直接支払うよう請求することができる。】
という事ではないかなと
私は、自分が分かりやすい様に解釈しています。
参考になれば幸いです(^-^*)
もし、私の解釈が間違えていたら
管理者さんが訂正して下さると思います(o^^o)
2021.05.12 00:33
うりぼーさん
(No.3)
パターン①
BはAから30万円で借りてるとします。
CはBから40万円で転借してるとします。
この場合だと、AはCに対して30万円を限度として請求できます。(BとCの低い方)
パターン②
BはAから40万円で借りてるとします。
CはBから30万円で転借してるとします。
主さんの言う通り、"BとCの低い方"という考え方は良いのですが、
この場合だと、AはCに対して30万円を限度にしか請求できません。
なぜならBに対する賃料の限度ですと40万円となるからです。ここが間違いです。
分かりにくい説明かもしれませんが、少しでも理解されると嬉しいです。
2021.05.12 00:42
さいばいまんさん
(No.4)
皆様のおかげで理解できたと思います。
うりぼーさん、1つ疑問なのですが
パターン②の場合ですと、AはCに30万円しか請求できないということで正解でしょうか
2021.05.12 21:37
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