平成27年問2の4について

やたはさん
(No.1)
平成27年問2の4についてなんですが、ここではDは第三者に当たるとされて、主張出来ないとなっているんですけど、どこかでAからB、BからC、CからDと所有権が移動して行った時にAは第三者じゃないからDは所有権の登記をしていなくても主張できるという問題を解いたことがあるんですが、この違いってなんですかね?全く分からないので教えて頂きたいです。
2024.10.07 19:27
かぴこさん
(No.2)
この投稿は投稿者により削除されました。(2024.10.07 19:38)
2024.10.07 19:37
やたはさん
(No.3)
令和3年12月試験の問6の1と平成27年問2の4の違いを教えて頂きたいです
2024.10.07 19:45
みちゅかさん
(No.4)
平成27年問2は  詐欺、心裡留保、強迫や錯誤によって締結された契約で、第三者が登場した際に対抗ができるかできないかが問われてます。

この問題はAとBがうその契約をしてます。嘘の契約をしているので原則無効なんですけど、第三者が現れると…
この場合たしかにA-B-C-Dと下記と令和3の問題に似てるのですが、この詐欺、心裡留保の時だけ、どっちがよりかわいそうか?が問われます。もともとAとBが嘘の契約をしているので、なにも知らないDに「おい、返せ」って言えないよね。悪いことしている以上、責任を取ってねというサタンスです。

令和3年12月試験の問6は  ただただ、売られて買われて、売られて買われてるだけなので第三者にはなりません。

AがBに売って、AがBに対して「あんた登記がないから不動産返して」って言えないですよね。
2024.10.07 20:14
★☆さん
(No.5)
ここは難しいですね。ちょっと自信ないですが、私の理解を記載します。

平成27年試験 問2の方は、第三者に当たります。
他方、②令和3年12月試験 問6の方は、第三者に当たらず、当事者同士関係になります。

①、②ともに、不動産がA→B→C→Dと渡ってっていっています。
普通の取引であれば、この流れの中にある者は全員「当事者」です(そうじゃない説を唱える方もいますが)。
仮に登場人物がAからZまでめちゃめちゃいっぱいいても、全員当事者になります。
これが②のケースです。
当事者同士の場合、一番最下流にいる者の勝ちなので、Dの勝ちと言うわけです。

では、①はどんなケースか。
AとBは「仮装譲渡」を行っているので、「通報虚偽表示」となり、AとBの間の当事者間の契約は本来「無効」になるものです。
そして、その次に出てきたCも悪意です。ここまでであれば、AとBの契約は無効だと主張できます。
悪いことしているので、そもそもなかった契約になります。

しかし、次に出てきたDは善意です。この場合、善意の者は法律で守られる「第三者」に該当します。
Dは不動産がゲットできないと困るわけですから、AB間の契約無効よりもDの利益を優先することとなります。

しかし、結論としては、どっちもDの勝ちです。
2024.10.07 20:23
やたはさん
(No.6)
お二人方ありがとうございます!通謀虚偽表示とかの時は第三者にあたり、それ以外は第三者には当たらないみたいな考え方でいいっていう事ですよね??
2024.10.07 20:31
★☆さん
(No.7)
ケースバイケースです。
むしろ、単純な当事者の連鎖的な問題はほぼない気がします。
・登場人物は、当事者同士なのか、対抗問題、背信的悪意者等第三者に含まれない者になるのか。
・意思表示が問題となる場合は、第三者の登場と事由発生のタイミングの関係はどうなのか。
と言ったポイントに注意して問題文を読んでいただくのが良いと思います。
なお、私としてはこの分野が宅建で一番ムズいと思っています。結構勉強しているつもりですが、今でもかなり間違えます。
2024.10.07 23:40

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