宅建試験過去問題 平成28年試験 問13
問13
建物の区分所有等に関する法律に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。- 管理者は、集会において、毎年2回一定の時期に、その事務に関する報告をしなければならない。
- 管理者は、規約に特別の定めがあるときは、共用部分を所有することができる。
- 管理者は、自然人であるか法人であるかを問わないが、区分所有者でなければならない。
- 各共有者の共用部分の持分は、規約で別段の定めをしない限り、共有者数で等分することとされている。
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正解 2
問題難易度
肢15.5%
肢271.4%
肢38.3%
肢414.8%
肢271.4%
肢38.3%
肢414.8%
分野
科目:1 - 権利関係細目:16 - 区分所有法
解説
- 誤り。管理者は、毎年1回一定の時期に、その事務に関する報告をしなければいけません(区分所有法43条)。
管理者は、集会において、毎年一回一定の時期に、その事務に関する報告をしなければならない。
- [正しい]。管理者は、規約に特別の定めがあるときは、共用部分を所有することができます(区分所有法27条)。
管理者は、規約に特別の定めがあるときは、共用部分を所有することができる。
管理者は、規約に特別の定めがあるときは、共用部分を所有することができる。(R2⑫-13-2) - 誤り。管理者は自然人・法人を問いません。また、区分所有者である必要はありません。
- 誤り。各共有者の共用部分の持分は、共有者数で等分するわけではありません。各区分所有者が有する専有部分の床面積の割合により決まります(区分所有法14条1項)。
各共有者の持分は、その有する専有部分の床面積の割合による。
各共有者の共用部分の持分は、規約に別段の定めがない限り、共有者数で等分することとされている。(R6-13-1)
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