都市計画法 (全48問中35問目)

No.35

都市計画法の開発許可に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。なお、この問における都道府県知事とは、地方自治法に基づく指定都市、中核市、特例市にあってはその長をいうものとする。
出典:平成16年試験 問18
  1. 都道府県知事は、開発許可の申請があったときは、申請があった日から21日以内に、許可又は不許可の処分をしなければならない。
  2. 開発行為とは、主として建築物の建築の用に供する目的で行う土地の区画形質の変更をいい、建築物以外の工作物の建設の用に供する目的で行う土地の区画形質の変更は開発行為には該当しない。
  3. 開発許可を受けた者は、開発行為に関する工事を廃止したときは、遅滞なく、その旨を都道府県知事に届け出なければならない。
  4. 開発行為を行おうとする者は、開発許可を受けてから開発行為に着手するまでの間に、開発行為に関係がある公共施設の管理者と協議し、その同意を得なければならない。

正解 3

解説

  1. 誤り。都道府県知事は、開発許可の申請があった場合は、遅滞なく、許可又は不許可の処分をする必要があります(都市計画法35条1項)。申請日から21日以内ではありません。
    都道府県知事は、開発許可の申請があつたときは、遅滞なく、許可又は不許可の処分をしなければならない。
  2. 誤り。開発行為とは、①建築物の建築、②特定工作物の建築、のいずれかの用に供する目的で行う土地の区画形質です。特定工作物の建築に供する土地の区画形質の変更も都市計画法上の開発行為に該当します(都市計画法4条12号)。
    この法律において「開発行為」とは、主として建築物の建築又は特定工作物の建設の用に供する目的で行なう土地の区画形質の変更をいう。
  3. [正しい]。開発行為に関する工事を廃止したときは、遅滞なく、その旨を都道府県知事に届け出なければなりません(都市計画法38条)。許可ではないので注意しましょう。
    開発許可を受けた者は、開発行為に関する工事を廃止したときは、遅滞なく、国土交通省令で定めるところにより、その旨を都道府県知事に届け出なければならない。
  4. 誤り。開発行為を行おうとする者は、その申請前に開発行為に関係がある公共施設の管理者と協議し、その同意を得る必要があります(都市計画法32条1項)。本肢は「開発許可を受けてから開発行為に着手するまでの間に」としているので誤りです。
    開発許可を申請しようとする者は、あらかじめ、開発行為に関係がある公共施設の管理者と協議し、その同意を得なければならない。
したがって正しい記述は[3]です。