登記事項証明書の交付

初心者さん
(No.1)
平成22年問14に  登記事項証明書は未だにオンライン交付できない
のでしょうか?

閲覧したPDFはオンライン取得できるようですが、公印がないため、
証明書扱いできないと記載されていました。

オンライン請求後、郵送での登記事項証明書交付ができるとの認識
ですが、電子印の有効性との関連があるのか等、困惑しています。
2022.09.23 19:01
090さん
(No.2)
結論から言うと、令和4年現在も、登記事項証明書は、オンラインの電子データで取得できません

電子申請をして、郵送で謄本を法務局から送ってもらうサービスがあります

それと別に、オンライン登記情報提供サービスという、上記の電子申請→郵送サービスと全く違うサービスがあります
オンライン登記情報提供サービスは、登記情報の内容を、PDFで確認をできるシステムです

全部事項、所有者事項、公図、測量図、建物図面等の、法務局に保管されているデータが、法務局発行の謄本等と同じような形で、PDFで確認、取得できます
ただし、これは法務局に記録されているデータというだけで、正確には登記事項証明書ではありません
見た目も、内容も法務局保管の物と同じですが、登記事項証明書ではない書類です

登記事項証明書とは、
・法務局が発行した、透かしが入った用紙に、各種内容が記載された物を言います


じゃあ実務上はどうなのかというと、一応、契約等においては、こちらのPDF発行の物を添付して、登記事項証明書の代わりにしている場合がほとんどであり、法務局発行の登記事項証明書と同じように扱われております

ただし、正確には、登記事項証明書ではないため(偽造もできるため)、一部の銀行のローン審査や、国、自治体等に出す給付金や住宅ローン控除においては、法務局発行の物でないと受け付けてくれない場合があります

とりあえず、法務局が紙で発行したものを、登記事項証明といい、PDF等で発行された物は、違う物であると考えておけばいいと思います
2022.09.23 21:21
初心者さん
(No.3)
090さん
大変、丁寧な回答をいただき、誠にありがとうございます。

大変勉強になりました。
2022.09.25 07:51

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