平成25年試験 問6

金髪娘さん
(No.1)
A銀行のBに対する貸付債権1,500万円につき、CがBの委託を受けて全額について連帯保証をし、D及びEは物上保証人として自己の所有する不動産にそれぞれ抵当権を設定していた場合、次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。

1.CがA銀行に対して債権全額について保証債務を履行した場合、Cは、D及びEの各不動産に対する抵当権を実行して1,500万円を回収することができる。

2.A銀行がDの不動産の抵当権を実行して債権全額を回収した場合、DはCに対して、1,000万円を限度として求償することができる。

1は1000万円で2は500万円の範囲で代位することができるようなのですが、1と2違いがよくわかりません。
1はDとEそれぞれ500万の範囲ですか?それぞれ1000万の範囲ですか?
2021.09.24 01:32
やっほーさん
(No.2)
こんにちは
今回の問題の場合、3人が保証しているということで1人あたりの保証すべき額は500万円になります。
また、連帯保証人がその他の保証人に請求も可能というのが前提です。

1.CがA銀行に対して債権全額について保証債務を履行した場合、Cは、D及びEの各不動産に対する抵当権を実行して1,500万円を回収することができる。
→Cは自己の負担額である500万円を1000万円超過したため、1000万円を限度として請求が可能

2.A銀行がDの不動産の抵当権を実行して債権全額を回収した場合、DはCに対して、1,000万円を限度として求償することができる。
→Cの負担額は500万円であるため、500万円が請求可能

こんな感じになります。
2021.09.24 09:14
金髪娘さん
(No.3)
返信ありがとうございます。
>1.CがA銀行に対して債権全額について保証債務を履行した場合、Cは、D及びEの各不動産に対する抵当権を実行して1,500万円を回収することができる。
→Cは自己の負担額である500万円を1000万円超過したため、1000万円を限度として請求が可能

CはDにのみ請求するとしても1000万円を限度ですか?Dの負担分500万を限度としてですか?
2021.09.25 00:42

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