平成20年問6 連帯債務と連帯保証について
ヒゲ氏さん
(No.1)
問題
AからBとCが負担部分2分の1として連帯して、1000万借り入れる場合と、DからEが1000万円借り入れ、Fがその借入金返済債務についてEと、連帯して保証をする場合等に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、正しいものはどれか。なお、絶対効についての特段の合意は無いものとする。
②AがBに対して履行を請求した効果はCに及ばず、Cに対して履行を請求した効果はBに及ばない。DがEに対して履行を請求した効果は、F及びFに対して履行を請求した効果はEに及ばない。
◯
質問としては、
①Bが請求を受けてもcが請求を受けたことにはならない。この場合Bが1000万払うとCの債務はなくなる理解で合っていますか?
② DがEに対して借金を返して下さいと請求した場合はディーが借金をしている本人なので、保証人Fにも請求したことになるが、保証人Fに対して借金を返してくださいと言っても、Eに借金を返して下さいと言ったことにはならない。
この様に解釈していますが、
この履行という言葉がいまいちわかりません。
もう少しわかりやすい解釈や例があるでしょうか?
皆さんの知識を教えていただけた助かります!
どうかよろしくお願いいたします。
2024.10.16 19:04
さくさん
(No.2)
②
履行というのは、契約内容のやるべきことをやる、ことです。
履行を請求というのは、契約内容のやるべきことをやってくださいと相手に伝える、ことです。
問題の例でいうと
BさんとCさんはAさんに対して1000万円の連帯債務(借金)がある状態です。
この債務というのがやるべきこと、つまり義務です。
ですから、AさんがBさんに対して履行を請求するというのは
AさんがBさんに対して1000万円を私に払ってください、と伝えるような感じです。
なのでヒゲ氏さんの認識で合っているかと思います。
2024.10.16 19:45
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