抵当権の順位と配当について
金髪さん
(No.1)
“BがEの利益のため、抵当権を放棄した場合、Bの受ける配当は1,000万円である。”
正しい。BからEに抵当権の放棄が行われた場合、BEの配当の合計はBE間で債権額の割合に応じて配分されることになります。元々の配当は、B:2,000万円、E:0円で合わせて2,000万円、債権額は B:2,000万円、E:2,000万円ですから、BEの配当額の合計2,000万円は「B:E=1:1」で配分されることになります。
B … 1,000万円
C … 2,400万円
D … 1,000万円
E … 1,000万円
よって、Bの受け取る配当は1,000万円になります。
抵当権を放棄しているのになぜ配当を受けれるのですか?
2021.08.23 12:12
amさん
(No.2)
抵当権を持たない債権者(E)の利益のために、
抵当権者(B)が無担保債権者(E)に対する優先権を失うことを抵当権の放棄といいます。
抵当権の放棄
→放棄した抵当権者と放棄された無担保債権者の順位が同列となり、
二者の配当合計をそれぞれの債権額に応じて按分
抵当権の譲渡
→放棄した抵当権者と放棄された無担保債権者の順位が逆転となり、
それぞれの配当額に応じて配当(按分はされません)
2021.08.23 12:59
金髪娘 さん
(No.3)
2021.10.05 06:49
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