宅建試験過去問題 平成16年試験 問41(改題)

問41

宅地建物取引業者A(消費税課税事業者)が売主B(消費税課税事業者)からB所有の土地付建物の媒介依頼を受け、買主Cとの間で売買契約を成立させた場合、AがBから受領できる報酬の限度額(消費税額及び地方消費税額を含む。)は、次のうちどれか。なお、土地付建物の代金は5,200万円(消費税額及び地方消費税額を合算した額200万円を含む。)とする。
  1. 1,638,000円
  2. 1,669,000円
  3. 1,716,000円
  4. 1,778,200円

正解 3

問題難易度
肢17.7%
肢25.5%
肢383.5%
肢43.3%

解説

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本問の物件価格は消費税込みで5,200万円です。報酬計算では消費税抜きの価格を基準とするため、消費税相当額200万円を差し引いた「5,200万円-200万円=5,000万円」が報酬計算の基準額となります。

売買代金400万円超の場合、依頼者の一方から受領できる媒介報酬の限度額は「売買代金の3%+6万円」に消費税相当額を加えた金額ですから、

 (5,000万円×3%+6万円)×1.10=1,716,000円

したがって[3]が正解です。