宅建試験過去問題 平成30年試験 問50

問50

建築物の構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  1. 木造建物を造る際には、強度や耐久性において、できるだけ乾燥している木材を使用するのが好ましい。
  2. 集成木材構造は、集成木材で骨組を構成したもので、大規模な建物にも使用されている。
  3. 鉄骨構造は、不燃構造であり、耐火材料による耐火被覆がなくても耐火構造にすることができる。
  4. 鉄筋コンクリート構造は、耐久性を高めるためには、中性化の防止やコンクリートのひび割れ防止の注意が必要である。

正解 3

問題難易度
肢18.7%
肢29.2%
肢378.8%
肢43.3%

解説

  1. 適切。含水率が少ない木材を使用した方が、強度・耐久性において優れた木造建物となります。
  2. 適切。集成木材構造は、集成木材(寸法の小さい木材を接着剤でくっつけた材料)で骨組を構成したものです。構造用集成材は厳格な品質基準に基づく高い耐久性を持つので、学校などの大規模な建物にも使用されています。
  3. [不適切]。鉄骨構造は不燃構造ではありますが、火熱による耐力の低下が大きいため、耐火構造にするためには耐火被覆が必要となります。耐火被覆とは、ロックウールやセメントを吹き付けたり、巻き付けたりして鉄骨を囲うことです。
    50.png/image-size:414×285
  4. 適切。鉄筋コンクリート構造は、中性化(空気中の二酸化炭素と結合することで腐食の原因となる現象)やひび割れが起きやすいため、注意が必要となります。
したがって不適当な記述は[3]です。