宅建試験過去問題 平成29年試験 問50

問50

建物の構造と材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  1. 木材の強度は、含水率が小さい状態の方が低くなる。
  2. 鉄筋は、炭素含有量が多いほど、引張強度が増大する傾向がある。
  3. 常温、常圧において、鉄筋と普通コンクリートを比較すると、熱膨張率はほぼ等しい。
  4. 鉄筋コンクリート構造は、耐火性、耐久性があり、耐震性、耐風性にも優れた構造である。

正解 1

問題難易度
肢175.0%
肢210.1%
肢310.1%
肢44.8%

解説

  1. [不適切]。記述とは逆で、含水率が小さいほど木材の強度は高くなります。
  2. 適切。炭素含有量が多いほど、鉄筋の引張強度は増大します。
  3. 適切。常温、常圧において、鉄筋と普通コンクリートを比較した場合、熱膨張率はほぼ等しくなります。
  4. 適切。鉄筋コンクリート構造は、耐火性、耐久性、耐震性、耐風性のいずれにおいても最も優れた構造です。
したがって不適当な記述は[1]です。