宅建試験過去問題 平成29年試験 問49

問49

土地に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  1. 扇状地は、山地から河川により運ばれてきた砂礫等が堆積して形成された地盤である。
  2. 三角州は、河川の河口付近に見られる軟弱な地盤である。
  3. 台地は、一般に地盤が安定しており、低地に比べ、自然災害に対して安全度は高い。
  4. 埋立地は、一般に海面に対して比高を持ち、干拓地に比べ、水害に対して危険である。

正解 4

問題難易度
肢15.8%
肢27.8%
肢310.2%
肢476.2%

解説

  1. 適切。扇状地は、山地から河川により運ばれてきた砂礫等が堆積して形成された地盤です。
  2. 適切。三角州は、河川が運搬してきた砂泥が河口付近に堆積したもので、河川の河口付近に見られる軟弱な地盤です。
  3. 適切。台地は、一般に地盤が安定しており、低地に比べ、自然災害に対しての安全度は高くなります。
  4. [不適切]。干拓地は海面以下や海面と同等の比高しかありません。よって埋立地の方が干拓地より水害に対して安全です。
したがって不適当な記述は[4]です。