宅建試験過去問題 平成26年試験 問49

問49

土地に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  1. 旧河道は、地震や洪水などによる災害を受ける危険度が高い所である。
  2. 地盤の液状化は、地盤の条件と地震の揺れ方により、発生することがある。
  3. 沿岸地域は、津波や高潮などの被害を受けやすく、宅地の標高や避難経路を把握しておくことが必要である。
  4. 台地や丘陵の縁辺部は、豪雨などによる崖崩れに対しては、安全である。

正解 4

問題難易度
肢17.9%
肢21.7%
肢35.0%
肢485.4%

解説

  1. 適切。旧河道とは、以前川が流れていた跡が帯状の低地になった場所のことです。よって、地震や洪水などによる災害を受ける危険が高くなります。
  2. 適切。地盤の液状化は、地盤の条件と地震の揺れ方により、発生することがあります。
  3. 適切。沿岸地域は、津波や高潮などの被害を受けやすいため、宅地の標高や避難経路を把握しておくことが必要です。
  4. [不適切]。全体を見れば台地や丘陵は比較的安全な地形ですが、その縁辺部は、豪雨などによる崖崩れに弱いので安全とは言えません。
したがって不適当な記述は[4]です。