建物の形質・構造及び種別 (全20問中15問目)

No.15

建物の構造に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
出典:平成17年試験 問49
  1. 耐力壁と周囲の柱及びはりとの接合部は、その部分の存在応力を伝えることができるものとしなければならない。
  2. コンクリートは、打上がりが均質で密実になり、かつ、必要な強度が得られるようにその調合を定めなければならない。
  3. 構造耐力上主要な部分である柱、筋かい及び土台のうち、地面から1m以内の部分には、しろありその他の虫による害を防くための措置を講ずるとともに、必要に応じて有効な防腐措置を講じなければならない。
  4. 筋かいには、欠込みをしてはならない。ただし、筋かいをたすき掛けにするためにやむを得ない場合において、必要な補強を行ったときは、この限りでない。

正解 3

解説

  1. 正しい。耐力壁と周囲の柱及びはりとの接合部は、その部分の存在応力を伝えることができるものとしなければなりません(建築基準法施行令78条の2第1項4号)。
    耐力壁は、次に定める構造としなければならない。

    四 周囲の柱及びはりとの接合部は、その部分の存在応力を伝えることができるものとすること。
  2. 正しい。コンクリートは、打上がりが均質で密実になり、かつ、必要な強度が得られるようにその調合を定めなければなりません(建築基準法施行令74条3項)。
    コンクリートは、打上りが均質で密実になり、かつ、必要な強度が得られるようにその調合を定めなければならない。
  3. [誤り]。構造耐力上主要な部分である柱、筋かい及び土台のうち、地面から1m以内の部分には、有効な防腐措置を講ずるとともに、虫による害を防ぐための措置を講じなければなりません(建築基準法施行令49条2項)。本肢は、必ず行う措置と必要なとき行う措置が逆なので誤りです。
    構造耐力上主要な部分である柱、筋かい及び土台のうち、地面から一メートル以内の部分には、有効な防腐措置を講ずるとともに、必要に応じて、しろありその他の虫による害を防ぐための措置を講じなければならない。
  4. 正しい。原則として筋かいには欠込みをしてはなりません。ただし、筋かいをたすき掛けにするためにやむを得ない場合において、必要な補強を行ったときは欠込みが認められています(建築基準法施行令45条4項)。
    筋かいには、欠込みをしてはならない。ただし、筋かいをたすき掛けにするためにやむを得ない場合において、必要な補強を行なつたときは、この限りでない。
したがって誤っている記述は[3]です。