不動産の需給・統計(全26問中17問目)

No.17

宅地建物の統計等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
平成21年試験 問48
  1. 平成21年地価公示(平成21年3月公表)によれば、平成20年1月以降の1年間の地価変動率は、全国平均ではすべての用途で下落となった。
  2. 平成19年度法人企業統計年報(財務省、平成20年9月公表)によれば、平成19年度における不動産業の経常利益は約3兆4,000億円であり、対前年度比1.1%減となった。
  3. 平成20年度国土交通白書(平成21年4月公表)によれば、平成20年3月末現在の宅地建物取引業者数は約14万となっており、前年度に比べわずかながら増加した。
  4. 平成21年版土地白書(平成21年5月公表)によれば、平成19年度の宅地供給量は全国で5,400ha(ヘクタール)となっており、対前年度比10.0%減と引き続き減少傾向にある。

正解 3

問題難易度
肢124.0%
肢216.0%
肢344.0%
肢416.0%

解説

  1. 正しい。平成21年地価公示によれば、平成20年1月以降の1年間の地価変動率は、全国平均ではすべての用途で下落となりました。
  2. 正しい。平成19年度法人企業統計年報によれば、平成19年度における不動産業の経常利益は約3兆4,000億円であり、対前年度比1.1%減となりました。
  3. [誤り]。平成20年度国土交通白書によれば、平成20年3月末現在の宅地建物取引業者数は、約13万であり、前年の約13.1万より減少しています。よって、増加とする点で本肢は誤りです。
  4. 正しい。平成21年版土地白書によれば、平成19年度の宅地供給量は全国で5,400haとなっており、対前年度比10.0%減と引き続き減少傾向にあります。
したがって誤っている記述は[3]です。