土地の形質・地積・地目及び種別(全27問中6問目)

No.6

土地に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
令和2年12月試験 問49
  1. 山地は、地形がかなり急峻で、大部分が森林となっている。
  2. 低地は、一般に洪水や地震などに対して弱く、防災的見地からは住宅地として好ましくない。
  3. 埋立地は、一般に海面に対して数mの比高を持ち、干拓地に比べ自然災害に対して危険度が高い。
  4. 台地は、一般に地盤が安定しており、低地に比べ自然災害に対して安全度が高い。

正解 3

問題難易度
肢13.8%
肢210.5%
肢377.2%
肢48.5%

解説

  1. 適切。山地の地形は、かなり急峻な地形で大部分が森林となっています。
  2. 適切。低地は、地震災害や洪水等に比較的弱い土地です。災害危険度が高いので住宅地として好ましいとは言えません。
  3. [不適切]。埋立地は一般に海面に対して数mの比高を持っています。一方、干拓地は海面以下または海面すれすれの土地なので、埋立地の方が自然災害に対する危険度は低いと言えます。
  4. 適切。台地は、一般に水はけがよく地盤が安定しているため、低地に比べ自然災害に対して強い土地です。よって、宅地に適しています。
したがって不適当な記述は[3]です。