土地の形質・地積・地目及び種別(全27問中25問目)
No.25
土地に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。平成14年試験 問49
- 旧河道でそれを埋める堆積物の上部が厚い粘土質からなるときは、軟弱地盤である可能性が高い。
- 宅地予定地周辺の擁壁や側溝、道路等にひび割れが見られる場合、地すべりが活動している可能性が高い。
- 河川近傍の低平地で盛土を施した古い家屋が周辺に多いのは、洪水常習地帯である可能性が高い。
- 丘陵地帯で地下水位が深く、固結した砂質土で形成された地盤の場合、地震時は液状化する可能性が高い。
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正解 4
問題難易度
肢110.6%
肢27.6%
肢35.9%
肢475.9%
肢27.6%
肢35.9%
肢475.9%
分野
科目:6 - 土地と建物及びその需給細目:4 - 土地の形質・地積・地目及び種別
解説
- 正しい。旧河道でそれを埋める堆積物の上部が厚い粘土質からなるときは、軟弱地盤である可能性が高くなります。堆積物の上部が厚い粘土質であることから、水を含んでいる緩い地盤であるといえます。
- 正しい。宅地予定地周辺の擁壁や側溝、道路等にひび割れが見られる場合、地すべりが活動している可能性が高くなっています。
- 正しい。河川近傍の低平地で盛土を施した古い家屋が周辺に多いのは、洪水常習地帯である可能性が高くなります。盛土により家屋の標高を高くすることによって、水害を防ぐ工夫がなされています。
- [誤り]。丘陵地帯で地下水位が深く、固結した砂質土で形成された地盤の場合、地震時は液状化する可能性が低くなります。丘陵地帯で地下水位が深い場合は、浅い場合に比べて地表に水が出てきにくいためです。
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