建物の形質・構造及び種別(全27問中15問目)
No.15
建物の構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。平成24年試験 問50
- 鉄筋コンクリート構造の中性化は、構造体の耐久性や寿命に影響しない。
- 木造建物の寿命は、木材の乾燥状態や防虫対策などの影響を受ける。
- 鉄筋コンクリート構造のかぶり厚さとは、鉄筋の表面からこれを覆うコンクリート表面までの最短寸法をいう。
- 鉄骨構造は、不燃構造であるが、加熱に遭うと耐力が減少するので、耐火構造にするためには、耐火材料で被覆する必要がある。
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正解 1
問題難易度
肢176.8%
肢26.3%
肢39.4%
肢47.5%
肢26.3%
肢39.4%
肢47.5%
分野
科目:6 - 土地と建物及びその需給細目:5 - 建物の形質・構造及び種別
解説
- [不適切]。鉄筋コンクリート構造が中性化した場合、アルカリ性を失うため、構造体の耐久性や寿命に大きく影響することとなります。
- 適切。木材の乾燥状態や防虫対策は、木造建物の寿命に大きく影響します。
- 適切。鉄筋コンクリート構造のかぶり厚さとは、鉄筋の表面からこれを覆うコンクリート表面までの最短寸法を言います。かぶり厚さが大きい場合、コンクリートの中性化を防ぐことができます。
- 適切。鉄骨構造は、不燃構造ですが、火熱に遭うと耐力が減少するので、耐火構造にするためには、耐火材料で被覆する必要があります。
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