宅建試験 平成27年試験 問50

問50

建物の構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  1. 木造は湿気に強い構造であり、地盤面からの基礎の立上がりをとる必要はない。
  2. 基礎の種類には、直接基礎、杭基礎等がある。
  3. 杭基礎には、木杭、既製コンクリート杭、鋼杭等がある。
  4. 建物は、上部構造と基礎構造からなり、基礎構造は上部構造を支持する役目を負うものである。

正解 1

問題難易度
肢186.0%
肢24.1%
肢35.1%
肢44.8%

解説

  1. [不適切]。木材は水分を多く含むと腐敗しやすくなり、強度を保ちにくくなります。特に地盤面に近い部分は雨水などの影響を受けやすく、木材を水分から守る必要があります。このため、基礎の立上がりは地盤面から十分な高さを確保することが重要です。
  2. 適切。基礎の種類には、地盤に直接荷重を伝える直接基礎と、杭を介して深い支持層に荷重を伝える杭基礎等があります。直接基礎にはさらに、布基礎(連続フーチング基礎)や独立フーチング基礎、底盤全体で支持するべた基礎、杭基礎は主に摩擦杭・支持杭に大別されます。
  3. 適切。杭基礎に用いられる杭には、材質により木杭、既製コンクリート杭、鋼杭(鋼管杭・H形鋼杭等)等があります。また施工方法により、工場製作の杭を打ち込む既製杭と、現場で掘削して造成する場所打ちコンクリート杭に大別されます。
  4. 適切。建物は、地上部分の柱・梁・壁等からなる上部構造と、それを支える基礎構造から構成されます。基礎構造は、上部構造の荷重を安全に地盤へ伝達して支持する役目を負います。
したがって不適当な記述は[1]です。