宅建試験過去問題 平成19年試験 問49
問49
地盤の特徴に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。- 谷底平野は、底辺が山に囲まれ、小川や水路が多く、ローム、砂磯等が堆積した良質な地盤であり、宅地に適している。
- 後背湿地は、自然堤防や砂丘の背後に形成される軟弱な地盤であり、水田に利用されることが多く、宅地としての利用は少ない。
- 三角州は、河川の河口付近に見られる軟弱な地盤であり、地震時の液状化現象の発生に注意が必要である。
- 旧河道は、沖積平野の蛇行帯に分布する軟弱な地盤であり、建物の不同沈下が発生しやすい。
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正解 1
問題難易度
肢175.2%
肢29.1%
肢38.6%
肢47.1%
肢29.1%
肢38.6%
肢47.1%
分野
科目:6 - 土地と建物及びその需給細目:4 - 土地の形質・地積・地目及び種別
解説
- [誤り]。谷底平野は、V字谷の谷底にローム、砂磯等が堆積した地盤です。地盤が緩く、液状化する危険もあります。
- 正しい。後背湿地は水田に利用されることが多く、宅地としての利用はあまりありません。
- 正しい。三角州は、河川の河口付近において土砂が堆積してできる土地のことです。地震時の液状化現象の発生に注意が必要となります。
- 正しい。旧河道はかつて川が流れていた場所になります。軟弱な地盤であるため、建物の不同沈下が発生しやすいです。
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