土地の形質・地積・地目及び種別(全25問中3問目)

No.3

土地に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
令和3年10月試験 問49
  1. 森林は、木材資源としても重要で、水源涵養、洪水防止等の大きな役割を担っている。
  2. 活動度の高い火山の火山麓では、火山活動に伴う災害にも留意する必要がある。
  3. 林相は良好でも、破砕帯や崖錐等の上の杉の植林地は、豪雨に際して崩壊することがある。
  4. 崖錐や小河川の出口で堆積物の多い所等は、土石流の危険が少ない。

正解 4

問題難易度
肢12.0%
肢21.1%
肢33.8%
肢493.1%

解説

  1. 適切。森林は、木材資源として重要であり、水源涵養(降水を蓄えること)や河川へ流れ込む水量を平準化する機能があり、洪水防止等の役割を担っています。
  2. 適切。火山の麓(ふもと)の土地は、火山の噴火による噴石、溶岩流、火砕流、火砕流、火山灰などの被害が想定されるので注意が必要です。
  3. 適切。破砕帯とは断層活動により砕かれた細かい岩石が集まった地質、崖錐(がいすい)とは風化により生じた岩くずが崖下に堆積して作られた円錐状の地形です。
    どちらも細かな岩石が集まった軟弱な地質なので、豪雨があるとその上の土砂が崩落する危険性があります。
  4. [不適切]。崖錐や小河川の出口に土砂が堆積していると、豪雨や地震の際に不安定化した土砂が水流と一緒に流れ出る土石流が発生する危険が高まります。
したがって不適当な記述は[4]です。