土地の形質・地積・地目及び種別(全26問中22問目)

No.22

土地に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
平成16年試験 問50
  1. 旧河道は軟弱で水はけの悪い土が准積していることが多く、宅地として選定する場合は注意を要する。
  2. 切土斜面は、掘削後時間とともに安定化が進むので、切土掘削直後の斜面安定が確認できれば以後は安心である。
  3. 建物の基礎の支持力は、粘土地盤よりも砂礫地盤の方が発揮されやすい。
  4. 台地は、一般に水はけがよく地盤が安定しているので宅地に適する。

正解 2

問題難易度
肢14.9%
肢271.9%
肢316.2%
肢47.0%

解説

  1. 正しい。旧河道とは、以前川が流れていた場所を言います。よって、軟弱で水はけの悪い土が准積していることが多く、宅地として選定する場合は注意を要します。
  2. [誤り]。切土斜面を切土掘削直後、斜面安定が確認できたとしても不安定になる可能性はあります。よって、安心とは言えません。
  3. 正しい。建物の基礎の支持力は、粘土地盤よりも砂礫地盤の方が発揮されやすいです。
  4. 正しい。台地は、一般に水はけがよく地盤が安定しているため地震などに強い土地となっています。よって、宅地に適しています。
したがって誤っている記述は[2]です。