建物の形質・構造及び種別(全26問中13問目)

No.13

建築の構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
平成25年試験 問50
  1. 耐震構造は、建物の柱、はり、耐震壁などで剛性を高め、地震に対して十分耐えられるようにした構造である。
  2. 免震構造は、建物の下部構造と上部構造との間に積層ゴムなどを設置し、揺れを減らす構造である。
  3. 制震構造は、制震ダンバーなどを設置し、揺れを制御する構造である。
  4. 既存不適格建築物の耐震補強として、制震構造や免震構造を用いることは適していない。

正解 4

問題難易度
肢14.2%
肢24.6%
肢33.9%
肢487.3%

解説

  1. 適切。耐震構造は、建物の柱、はり、耐震壁などで剛性を高め、地震に対して十分耐えられるようにした構造です。
  2. 適切。免震構造は、建物の下部構造と上部構造との間に積層ゴムなどを設置し、揺れを減らす構造です。
  3. 適切。制震構造は、制震ダンパーなどを設置し、揺れを制御する構造です。
  4. [不適切]。既存不適格建築物の耐震補強として、制震構造や免震構造を用いることは適しています
したがって不適当な記述は[4]です。