建物の形質・構造及び種別(全26問中10問目)

No.10

建築物の構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
平成28年試験 問50
  1. 鉄骨造は、自重が大きく、靱性が小さいことから、大空間の建築や高層建築にはあまり使用されない。
  2. 鉄筋コンクリート造においては、骨組の形式はラーメン式の構造が一般に用いられる。
  3. 鉄骨鉄筋コンクリート造は、鉄筋コンクリート造にさらに強度と靱性を高めた構造である。
  4. ブロック造を耐震的な構造にするためには、鉄筋コンクリートの布基礎及び臥梁により壁体の底部と頂部を固めることが必要である。

正解 1

問題難易度
肢175.6%
肢211.0%
肢34.1%
肢49.3%

解説

  1. [不適切]。鉄骨造は、自重が小さく、靱性が大きいことから、大空間の建築や高層建築に使用されます。
  2. 適切。鉄筋コンクリート造においては、骨組の形式はラーメン式の構造が一般に用いられます。
  3. 適切。鉄骨鉄筋コンクリート造は、鉄筋コンクリート造にさらに強度と靱性を高めた構造です。
  4. 適切。ブロック造を耐震的な構造にするためには、鉄筋コンクリートの布基礎及び臥梁(がりょう)により壁体の底部と頂部を固めることが必要です。
したがって不適当な記述は[1]です。