土地の形質・地積・地目及び種別(全26問中20問目)

No.20

次の記述のうち、誤っているものはどれか。
平成18年試験 問50
  1. 山地とは、傾斜が急で、表土の下に岩盤又はその風化土が現れる地盤である。
  2. 丘陵・段丘とは、地表面は比較的平坦であり、よく締まった砂礫・硬粘土からなり、地下水位は比較的深い地盤である。
  3. 扇状地とは、山地から河川により運ばれてきた砂礫等が堆積し、平垣地になった地盤である。
  4. 自然堤防とは、河川からの砂や小礫の供給が少ない場所に形成され、細かい粘性土や泥炭などが堆積した地盤である。

正解 4

問題難易度
肢17.9%
肢225.1%
肢315.2%
肢451.8%

解説

  1. 正しい。山地とは、傾斜が急で、表土の下に岩盤又はその風化土が現れる地盤です。
  2. 正しい。丘陵・段丘とは、地表面は比較的平坦であり、よく締まった砂礫・硬粘土からなり、地下水位は比較的深い地盤となっています。
  3. 正しい。扇状地とは、山地から河川により運ばれてきた砂礫等が堆積し、山の末端から河口にかけて扇状に広がる平垣地です。
  4. [誤り]。自然堤防とは、河川からの砂や小礫の供給が多い場所に形成されます。記述は「後背湿地」の説明です。
したがって誤っている記述は[4]です。