土地の形質・地積・地目及び種別 (全20問中19問目)

No.19

土地に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
出典:平成13年試験 問49
  1. 地すべりは、特定の地質や地質構造を有する地域に集中して分布する傾向が強く、地すべり地形と呼ばれる特有の地形を形成することが多い。
  2. 土石流は、急勾配の渓流に多量の不安定な砂礫(れき)の堆積がある所や、流域内で豪雨に伴う斜面崩壊の危険性の大きい場合に起こりやすい。
  3. まさ、しらす、山砂、段丘砂礫(れき)などの主として砂質土からなるのり面は、地表水による浸食には比較的強いため、簡易な排水施設の設置により安定を図ることが可能である。
  4. 丘陵地を切土と盛土により造成した地盤の場合は、その境目では地盤の強度が異なるため、不同沈下が起こりやすい。

正解 3

解説

  1. 正しい。地すべりは、特定の地質や地質構造を有する地域に集中して分布する傾向が強く、地すべり地形と呼ばれる特有の地形を形成することが多いです。
  2. 正しい。土石流は、多量の水が砂・土などとともに流下するものです。よって、急勾配の渓流に多量の不安定な砂礫(れき)の堆積がある所や、流域内で豪雨に伴う斜面崩壊の危険性の大きい場合に起こりやすくなります。
  3. [誤り]。まさ、しらす、山砂、段丘砂礫(れき)などの主として砂質土からなるのり面は、地表水による浸食には比較的弱いものとなっています。よって、簡易な排水施設の設置では安定は図れません。十分な排水施設を設置する必要があります。
  4. 正しい。丘陵地を切土と盛土により造成した地盤の場合は、その境目では地盤の強度が異なります。よって、不同沈下(建物が不揃いに沈下する現象)が起こりやすいです。
したがって誤っている記述は[3]です。