民法の規定及び判例(財産法) (全183問中54問目)

No.54

次の記述のうち、民法の条文に規定されているものはどれか。
出典:平成24年試験 問3
  1. 意思能力を欠く状態でなされた意思表示が無効である旨
  2. 契約締結に当たって当事者が基礎とした事情に変更が生じた場合に、当事者は契約の再交渉を求めることができる旨
  3. 保証契約は、書面でしなければその効力を生じない旨
  4. 物の瑕疵(かし)とは、目的物が備えるべき性質、品質を備えていないことである旨

正解 3

解説

  1. 誤り。意思能力を欠く状態でなされた意思表示は無効とされますが、これは当然であり、民法には規定されていません。
  2. 誤り。契約締結に当たって当事者が基礎とした事情に変更が生じた場合に、当事者は契約の再交渉を求めることができることが認められています。これを「事情変更の原則」といいます。しかし、これは民法に明文化された規定ではありません。
  3. [正しい]。保証契約は、書面でしなければ、その効力を生じません。これは民法に規定されています(民法446条2項
    保証契約は、書面でしなければ、その効力を生じない。
  4. 誤り。判例において、瑕疵とは「契約上予定されていた品質・性能を欠いていること」をいいますが、これは民法に明文化された規定ではありません。
したがって正しい記述は[3]です。